【”樹木希林”を生きる】重い気分で生きている人を救う言葉に出会える

樹木希林を生きる映画
この記事はこんな人に読んでほしい

・重い気分で生きている人

・自分に自信を持てない人

・天才と対峙して疲れてしまった人

・元気なしなし度が”たまご”、”けむし”の人

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このブログは元気をなくしてしまった人にオススメを紹介するものです。
なので、普通の映画レビューとは大きく異なります。
あらかじめご了承ください。

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それでは、作品をご紹介していきます!!

『”樹木希林”を生きる』概要

樹木希林を生きる

出典:『”樹木希林”を生きる』公式サイト

樹木希林という女優

まずは樹木希林さんについてご紹介します。名前と顔、あと夫については知ってるけれど、それ以外のこと知らないなぁという人も多いと思うので。

 

1943年、東京都出身。
1961年に文学座に入り、「悠木千帆」名義で女優活動スタート。64年に森繁久彌主演のTVドラマ「七人の孫」(TBS)にレギュラー出演し、一躍人気を博す。74年からはTVドラマ「寺内貫太郎一家」(TBS)で貫太郎の実母を演じ、社会現象を起こすまでになる。その後も、TV、映画、演劇に活躍、国民的女優として数々のヒット作や話題作に出演。2008年に紫綬褒章を、14 年秋には、旭日小綬章を受章した。
(中略)
晩年は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞した『万引き家族』(18)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など、『モリのいる場所』(18)、『日日是好日』(18)ともに数々の映画賞を受賞。
(中略)
2018年9月15日逝去、享年75歳。自ら企画を手がけた『エリカ38』が6月に公開。公開中の『命みじかし、恋せよ乙女』は世界デビュー作であり遺作となった。

出典:『”樹木希林”を生きる』公式サイト

 

『”樹木希林”を生きる』という映画

2019年10月公開のドキュメンタリー映画。

1年間にわたってNHKが密着した、樹木希林の晩年の生き様が描かれる。

映画は2018年にNHKで放送したものを再編集して公開された。

 

監督:木寺一孝

出演:樹木希林

『”樹木希林”を生きる』あらすじ

死期を覚悟したからなのだろうか。「4本の映画に密着すれば何とかなるわよ」と樹木希林さんへの1年間の長期取材が許された。ルールは一人で取材すること。ディレクターを家まで自家用車で迎えに行き、撮影現場までの間、自ら運転し語り続る。現場ではスタッフでも、監督でも言いたいことはちゃんと伝え、一つ一つの映画と、役柄と向き合っていく。
そして、取材も半年が経過し、少しずつ身体に不調がみえてきた頃、「あなたはこれをどうしようと思っているのよ?」と樹木さんはディレクターに問いかけた……。 自分らしく、どう人生を終えるのか。誰もが迷うこの問いに、自分にカメラを向けさせながら答えを出そうとしているようにさえ思える。仕事、家族との関係、そして大切にしていた日々の暮らし。“樹木希林”の最後の日々を追う珠玉のドキュメンタリー。

出典:Filmarks

 

公式の予告動画はこちら。

https://youtube/02fuIQCP9d4

『”樹木希林”を生きる』評価

泣ける   :

笑える   :

落ち着く  :

背中押される:

 

観てほしい人:たまご、けむし

いや〜すごく良かったです。やっぱりドキュメンタリーなだけあって、言葉の一つ一つに重みがあって、すごく背中を押された気分です。

どこに何を感じたのか、元気なしなしの観点からこの映画の感想を詳しく書いていきます!

 

女性

説明の前に、観てほしい人の”たまご”とか”けむし”ってなんの話?

男性

どれだけ元気がないのかの度合いです。
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『”樹木希林”を生きる』感想

天才と凡人

天才と凡人

普段、私はドキュメンタリーやら自伝やらを観ると、「すごい人だな~。こうなりたいけど、どうせ自分には無理だ」とどこか虚しい気持ちになります。

ですが、この映画はそんな虚しさを感じさせません。むしろ、凡人の私たちでもすっと受け入れられるドキュメンタリーになっています。

なぜかと言うと、ディレクター兼監督の木寺さんの存在があるからです。

この映画では、樹木さんに対して、木寺さんが一人で取材をしています。「密着相手は一人」というのが、樹木さんが長期にわたる密着取材を承諾した際の条件だったそうです。

 

私的良かった点その1は、このディレクター 木寺さんと大女優 樹木希林さんとの対比です。

映画の撮影場所までの移動中や、出番までの待ち時間で木寺さんは樹木さんと色んな話をします。そして失礼を承知で言わせていただきますが、この木寺さんはお世辞にも話を引き出すのが上手ではありません。話はどれもふわっと終わっているような印象で、「あれ?もっと色々聞けたんじゃない?」と思ってしまいました。

 

でも、そこがいいんです。

映画の節々で感じることができますが、樹木さんは凄まじい人間です。そんな天才に対して、ある種、凡人とも言える木寺さんが一人で密着取材をするわけです。普通に考えれば、天才の放つ雰囲気にのまれてしまいます。現に、映画の途中で、今後どのように取材をするべきか木寺さんが悩んでいる描写もありましたし。

 

そういった木寺さんの姿に、凡人である私は自分を重ねていました。

この構図のおかげで、ドキュメンタリーや自伝特有の眩しさに目が眩むことなく、映画を観ることができたと思います。樹木さんのようになるのはやっぱり難しいけれど、樹木さんは凡人にも分かるヒントをたくさんくれるので。

正直、樹木さんからもっと良い話を聞き出せる人は他にもたくさんいたかもしれません。ですが、密着していたのが木寺さんだったからこそ、私のような人生に悩める凡人の心を打つ映画に仕上がったんだと思います。

 

樹木さんの言葉

良い言葉だなぁと思ったのが2つありました。言葉を聞いた瞬間、私は思わず泣いちゃいました…。

 

1つは映画のクライマックスで出てくるもので、個人的にはこの映画の核心だと思います。
よってネタバレに繋がるので、今回はメインでは触れません。どうしてもセリフを知りたいという人は、下記『続きを表示』をクリックしてください。短いですが解説しています。


「自分中心でいいのよ」 樹木希林

出典:”樹木希林”を生きる

 

繊細な人ほど、周りに気を使って、結果的に本人がとっても傷ついているかもしれません。そうして生きるうちに、自分に自信が持てず、能動的に動くのも難しくなっているかもしれません。

 

そんな苦しんでいる人にとって、この言葉は肩の荷が降りるものだと思います。

 

当たり前のことと言えば、当たり前のことなんです。でも、それを改めて、このタイミングで、樹木さんから言われると、とっても心に響いたんです。

 

もう1つの方は、映画の公式サイトにも載っていたのでご紹介させていただきます。

 

「せっかくできたシワだからもったいない」 樹木希林

出典:”樹木希林”を生きる

 

これは樹木さんが自分の顔を見ながら呟いていた言葉です。

 

一般的にシワにはマイナスなイメージがあるので、隠す努力をするのが普通です。ですが樹木さんは、シワが好きらしく、なくすなんてもったいないというニュアンスで話していました。

この言葉を聞いて、自分は2つのことを思いました。

 

まず、良いか悪いかは自分で決めていいということ。

世間が持つイメージではなく、自分がどう思うか。決める自由が私たちにはあるということ。

もう1つはシワは顔だけでなく、心にできたシワも一緒なんじゃないかということ。思い通りにいかなくて、傷ついて、苦労を重ねて、心にもたくさんシワのが入っていくと思います。

 

私は今までそんなシワに対して、「できるだけ早く取り除いて、シャキッと元気にならなくては」と焦りを感じていました。

でも、樹木さんの言葉で、「シワが入っているあなただから良いんじゃない」、と言ってもらえたような気がします。

今の自分を否定するんじゃなくて、今のシワシワの自分を受け入れて、そのシワのできた自分をより素敵なものに思えればいいんじゃないかなと感じました。

他にも、映画の全体にわたって、樹木さんのユーモアいっぱいの言葉が溢れています。映画館でもよく笑いが起きてました。ズバッと言いつつも、相手のことを想っていることが伝わる樹木さんの言葉は、真の意味で優しいんだなと思いました。

たまご、けむしの人に観てほしい

“たまご”、”けむし”の人は、重い気持ちで毎日を生きていて、本当に苦しい思いをしてると思います。自分の殻に閉じこもったり、そこから脱しようと必死にもがいたり。

そんな人の現状を一瞬で劇的に変えることは、なかなか難しいです。

でもこの映画は、重い気分で生きている人に手を差し伸べるようなものになっています。この映画を一つのきっかけにして、また元気になってほしいなと思います。

それと、私は映画館で本作を観たのですが、観客のほとんどがご年配の人でした。私のような若い世代が観ても勉強になる点も多いので、ぜひ観てほしいです。

『”樹木希林を生きる”』まとめ

色々語ってはきましたが、何よりも、クライマックスの樹木さんの言葉が素晴らしいです。これが元気なしなしのみなさんに、この映画をオススメする最大の理由です。

この言葉をきっかけに、”たまご”や”けむし”の人が次のステップに進めることを祈っています。

最後まで読んでいいただきありがとうございました!

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